「Relay」の版間の差分

提供: Hideki Saito Wiki Japanese
移動先: 案内検索
31行目: 31行目:
  
 
この場合、通常1000KBの帯域、一時的に5000KBの帯域に制限できる。前述の制限と合わせて使用することも可能。
 
この場合、通常1000KBの帯域、一時的に5000KBの帯域に制限できる。前述の制限と合わせて使用することも可能。
 +
 +
==参考情報==
 +
* [[https://www.torproject.org/docs/tor-doc-relay.html][公式サイトによる解説]]
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2015年7月5日 (日) 23:03時点における版

Relayとは

TorでのRelayエントリーノード中間ノードを指すサーバであり、パケットを中継するためのノードであり、実際にアクセスを供給するExitノードとは区別される。[1]

torrcでの設定

torrcに以下のような設定を行いTorを再起動することでRelay設定ができる。

ORPort 443
Exitpolicy reject *:*
Nickname ididntedittheconfig
ContactInfo human@...

ORPortとして任意のポート[2]を指定し、NicknameContactInfoにノードのニックネームと運営者のコンタクト情報を書き込む。

上記のままの場合、使用できる帯域を全て使用できる設定になるため、必要に応じて制限する。例えば以下のような形での設定。

AccountingStart day 12:00
AccountingMax 50 GBytes

AccountingStartday week month [day] HH:MMの書式での設定であるため上記の場合は毎日12時に50GBの制限がリセットされることになる。例えばweek 3 10:00とすると毎週水曜日の10時にリセットされることになる。

他の帯域制限としては以下のようなものも利用できる。

RelayBandwidthRate 1000 KBytes
RelayBandwidthBurst 5000 KBytes

この場合、通常1000KBの帯域、一時的に5000KBの帯域に制限できる。前述の制限と合わせて使用することも可能。

参考情報

  • [[1][公式サイトによる解説]]

脚注

  1. 実際はExitノードはExitPolicyに有効なポリシーが設定されているノードであり、RelayノードはExitPolicyが全て無効になっているノードとなる。Relayノードを通過するのは暗号化されたデータのみになる。
  2. NATなどの場合はポート転送すること。