時刻同期の強制方法

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Windowsの時刻同期はあまり頻繁に行われないので、これを自動で定期的に行うための設定。

タスクスケジューラーでタスクを作成

管理ツールよりタスクスケジューラーを実行する。(Windows 8や10などではスタートメニューの検索でできるはず。) 左側に表示されているタスクスケジューラーライブラリを選び、右のペーンから「新しいタスク…」を選択。

スケジュール全般.png

全般の画面が表示されるので、名前をつける。

他に設定するのはユーザーとして「LOCAL SERVICE」を選択し、「最上位の特権で実行する」を有効にする。

トリガー画面

二番目の「トリガー」タブに移動する。この画面ではいつタスクが実行されるのかを設定する。

スケジュールトリガー.png

「新規」のボタンを押す。

スケジュールトリガーの編集.png

この画面で実行するタイミングを設定する。この例では一時間に一度実行する。

一日に一回でいい場合は「毎日」を選択する。さらに高い頻度で実行する場合は、1回にしておき、詳細設定での繰り返しを使用する。

「OK」を押し、閉じるする。

操作プロパティ

「操作」タブに移る。この画面では何をするのかを設定する。

スケジュール操作プロパティ.png

「新規」のボタンを押す。

スケジュール操作の編集.png

操作として、プログラムの実行。「プログラム/スクリプト」として「w32tm」を指定。 引数として「/resync」を指定。

「OK」を押し、閉じる。

条件プロパティ

「条件」タブに移る。この画面ではさらに詳細を設定する。

スケジュールプロパティ条件.png

ほとんどお好みで問題ないものの、「タスクを実行するためにスリープを解除する」の設定は切っておいた方がいい。

最下部の「次のネットワーク接続が使用可能な場合にのみタスクを開始する」設定はこの機能はネットワークにつながっていないと意味がないので、有効にする方が良い。

設定プロパティ

設定タブではさらに詳細を設定できる。

スケジュールプロパティ設定.png

「w32tm」自体は長く実行が続くようなプログラムではないので、基本的には深く設定する必要はないものの、お好みに応じて失敗したときの再起動(再実行)などを指定できる。 尚、「スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する」を有効にすると、設定された時刻に可動していなかった場合は直ちに実行されるのでポータブル環境なのでは有用。