「日付等を英語表記にする方法」の版間の差分
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どちらも、厳密には最初、最後でなくともいいが、上部のものは少なくともカスタマイズ設定が読みこまれる前に、最後のは全ての設定が終った後にしておかないと失敗する場合がある。 | どちらも、厳密には最初、最後でなくともいいが、上部のものは少なくともカスタマイズ設定が読みこまれる前に、最後のは全ての設定が終った後にしておかないと失敗する場合がある。 | ||
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2019年7月20日 (土) 01:59時点における最新版
通常、Emacsはシステムの既定情報をlocaleとして使用するので、日付等に使用するフォーマットは環境によって異なってくる。
多言語圏とやり取りする場合などに、これが不都合な場合がある。
例えば、Org-modeでのタイムスタンプが以下のようになってしまうという具合。
<2019-07-09 火>
これが不都合になる場合は環境の設定として、localeを「en_US.UTF-8」(Windowsでは「C」に倒しておけばいい。
初期化のタイミングがややシビアなので、まず.emacsやinit.elの最上部に以下を追加。
(setq system-messages-locale "en_US.UTF-8") (setq system-time-locale "en_US.UTF-8")
Windowsでは
(setq system-messages-locale "C") (setq system-time-locale "C")
そして、最後の方に以下を追加。
(set-locale-environment "en_US.UTF-8")
Windowsでは
(set-locale-environment "C")
どちらも、厳密には最初、最後でなくともいいが、上部のものは少なくともカスタマイズ設定が読みこまれる前に、最後のは全ての設定が終った後にしておかないと失敗する場合がある。